うなぎの国産と中国産☆違いは?見分け方はある?値段はどうなる?

夏バテの予防などを願って行われる土用の丑の日。
この日にはうなぎを食べてスタミナをつけよう、という考え方が広まっていますね。

ですが、そんなうなぎ、国産と中国産の違いや見分け方などが気になるところですよね。
できることなら美味しい国産を食べたいとこだわる方もいらっしゃるでしょう。

そこで、そんな気になる国産・中国産の違いや、今年の値段についてのポイントなどを紹介していきます。

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うなぎ☆国産と中国産の違いは?

うなぎは、一般的には国産のものが高価で、中国産は安く手に入るという印象がありますね。
そして、国産のものが美味しく感じるという方が多いでしょう。
これはうなぎの種類が違うことから、こういった感じ方をする方が多いのかもしれません。

国産うなぎはアンギラ・ジャポニカ種と言われるものが用いられていますが、中国産はアンギラ・アンギラ種というものが用いられるケースが多いのです。

特徴としては、国産のうなぎはアッサリとした味愛で、旨みが濃いですね。
そして、身はやや薄めになってます。

これに対して中国産のうなぎは身が熱くなっており、柔らかく、脂がたっぷりと乗っています。
コクのある味ですね。

つまり、国産が良いと一概に言いきることはできず、味については好みの問題で、実は中国産の方が食べてみるとおいしかったということもあります。
違いとして、最も感じられるのは食感の差です。
中国産のうなぎに対しては、ゴムのように弾力を感じてしまうこともあります。
これを嫌う人も少なくありませんね。

風味に関しては、結局はタレの味に左右されてしまいますので、あまり差はないようです。

うなぎ☆国産と中国産の見分け方

うなぎは国産と中国産で見分け方をチェックしておかないと、パッケージにごまかされてしまう可能性もありますよね。

実は中国産のものが、パッケージに国産と表記されて販売されているかもしれない、と考えると怖くなってしまいます。
では、そんな国産と中国産、どんなところで見分ければ良いのでしょうか?

この見分け方は、実は意外と簡単です。
国産のうなぎは、まず見た目に厚みが違います。
皮の部分が薄く、肉厚も平べったいのが国産です。
これに対して中国産のものは、皮に厚みがあり、身も厚くなっています。

それから、パッケージの表記に関しても、単に「国産」ではなく、どこの県や産地のものかという点まで詳しく表記されているものを選ぶようにしてください。
浜名湖産、などと記載されているものなら安心感がありますね。

なんとなく表記だけを信じて選ぶのではなく、これらのポイントをじっくり観察すれば、表記に騙されてしまう可能性もかなり低くなるでしょう。

うなぎの国産と中国産☆値段は?

土用の丑の日にはうなぎをガッツリ食べたいけれど、やっぱり気になるのが値段ですよね。
では、うなぎの国産と中国産なら、値段はどのように違ってくるのでしょうか?

イメージとしては、国産が高額で中国産は安価な印象ですね。
もちろん、これにはしっかりとした理由があります。

中国産のうなぎは、シラスウナギをリーズナブルに、様々な国から輸入しています。
種類も違いますので、味に関してもイマイチです。
これを大量に仕入れて、広大な敷地の中で養殖しているので、それほどコストをかけずに育てることができます。

これに対して、国産のうなぎはジャポニカ種のニホンウナギと言われる種類になります。
この稚魚は現在、絶滅の危機に瀕しており、貴重な存在ですので、価格も高くなってしまうのです。

つまり、あまりにも安い値段で販売されている「国産」と記載されたものに関しては、信頼性がどうか、疑う必要があるというわけですね。
中には、外国から輸入した稚魚を養殖しているものを国産としているうなぎも多いので、中国産とは大きな差が無いのに、価格が高くなってしまっていることもあります。
見た目などもよく確認しながら、値段に見合う価値のあるものを選びましょう。

まとめ

うなぎの国産と中国産には大きな違いがありますね。
こういったポイントをしっかり押さえて選んでいけば、今年の土用の丑の日は、例年よりも楽しいものになりそうですね!

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