夏に美味しい季節を迎える梅という果物。
様々な健康効果があることで知られていますよね。
そんな梅を、梅干しや梅酒、梅ジュースにする方法はポピュラーですが、実は意外と人気のある方法が、梅ジャムを作るという方法なのです。 では、この梅ジャム、作り方はどのようにすれば良いのでしょうか?
また、食べ方についても気になるところですね。
そこで、梅ジャムの作り方と食べ方、料理への使用方法などを調べてみました!
梅ジャムの作り方は?
まずは気になる梅ジャムの作り方ですね。
これは意外と簡単です。
青梅500gに対して、砂糖が350〜400g程度、水が25程度の分量で用意します。
まず梅をキレイに洗い、これを鍋に入れて、砂糖をまぶして15〜40分ほど置いておきます。
ここに水を加え、弱火でゆっくり煮だしていきます。
焦って強火にしてしまうと、焦げてしまうので注意しましょう。
時々混ぜながら、ゆっくり火を通すと、色が変化してきます。
煮崩れ、煮汁がしっかり出てきたら、木べらで混ぜながら煮込み続けていきます。
じっくり煮詰めて形が無くなって、ドロドロになってきたら、あとは種を取り除くように、漉せば完成です。
意外と簡単ですね。
青梅を使用した梅ジャムは、色は悪いですが、栄養満点なので、気軽にチャレンジしてみましょう。
黄色いキレイなジャムを作りたいなら、熟した梅を使ってみると良いでしょう。
梅ジャムの作り方☆ジュースの実で!
梅ジャムの作り方ですが、青梅から作りあげる方法以外にも、梅ジュースを作った後に残る実で作ることも可能です。
梅ジュースを作ったら、シロップだけを漉して、残った梅の実をジャムにしていきます。
種を除いてからミキサーにかけ、殺菌のために再び火にかけて弱火で煮込みながら、アクを取り除きます。
これだけでジャムができてしまうので、お手軽ですね。
味見をして、甘味が足りないなら少しお砂糖を足してみると良いでしょう。
また、煮込む際に梅シロップを加えると、より風味豊かな梅ジャムに仕上がります。
梅ジャムの嬉しいところは、色が悪かったり、傷んでいるような梅でも、美味しい食べ物に変身させることができるという点です。
少々、傷が入って見た目が悪い梅でも、ジャムにしてしまえば見た目は関係ありません。
十分に美味しくいただけます。
傷んだ梅の救済レシピとして、また、梅ジュース作りの後に残った梅の救済レシピとして、梅ジャムにチャレンジしてみましょう!
梅ジャムの食べ方は?
簡単に作ることができる梅ジャムですが、「大量に作ったものの、食べ方が分からない」という方もいますね。
梅ジャムの食べ方としては、やはり食パンに塗っていただくのが一般的です。
ですが、他にも食べ方のアレンジは多数あります。
例えば、梅ジャムを紅茶に加えて、ロシアンティーとしていただく方法があります。
普段の紅茶が梅の風味になり、オシャレで美味しく仕上がるのでおすすめです。
それから、梅ジャムをドリンクにしてしまう方法もあります。
炭酸で割って爽やかな梅ドリンクにすると、夏場には特に美味しくいただけますね。
寒い日などは、お湯で割ればホット梅ドリンクとして楽しめます。
また、お菓子作りの際に生地に練り込むのも美味しくいただける方法です。
意外と色々な使い道がありますね。
では甘いものが苦手な方には使用できないのかと言うと、そういうわけでもありません。
マーマレードのように、実は梅ジャムもお料理に活用することができます。
例えば、梅ジャムと醤油を合わせたもので豚肉を炒めると、旨みが感じられ、しかもお肉が柔らかくなります。
また、カレーの隠し味として少々加えることもできます。
このように、様々な食べ方ができ、活用しやすいジャムですので、大量に作ってしまっても困ることがありませんね。
まとめ
梅ジャムは作り方も食べ方も簡単で、作って損のないジャム、と言っても過言ではありません。
傷んだ梅、シロップ作りに活用した梅などを利用して、毎年、美味しい梅ジャムを作ってみてください。