岸和田だんじり祭の歴史は?見どころは?岸和田だんじり祭を知ろう!

岸和田だんじり祭を見たことがありますか?
このお祭りの歴史はとても長く、伝統のあるお祭りなのです。
今でもこの人気は衰えておらず、訪れる人も年々増加傾向にあるのです。

ではこの岸和田だんじり祭というのはどのようなお祭りなのでしょうか?

今回は岸和田だんじり祭のことを知ってみて、もし興味を持ちましたら足を運んで見にいってみてください!

きっと圧巻されること間違いなしですよ!

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岸和田だんじり祭の歴史とは?

では毎年大盛り上がりをする岸和田だんじり祭ですが、この歴史はどのようなものなのでしょうか?

このお祭りの始まりは何と1703年ということで、今から300年以上も前にまで遡っていきます。

その時の岸和田藩主だった岡部長泰は京都伏見稲荷を城内の三の丸に勧請しました。
そして米や麦など5つの穀物が取れる五穀豊穣を願って稲荷祭を行ったのです。
これがこの岸和田だんじり祭の始まりだと言われています。

この時のお祭りは「にわか」であったり狂言などの芸事を演じていたのが特徴的です。

そして時が流れて今の岸和田だんじり祭というのは徐々に変化していきました。

昔は五穀豊穣を祈願して行われてきたものですが、今では時代も大きく変わり、それに合わせてお祭りの様式も変わってきました。

それでも収穫への感謝の気持ちを表すという根本な部分は変わっておらずに今でも続いています。

社会が色々変わっていっても人々の中にある地域を結びつける精神というものは今でもずっと繋がり続けています。

そう考えるとこのお祭りはとても伝統的なお祭りだというのが伝わりますね!

岸和田だんじり祭りの見どころは?

では毎年大盛り上がりするこの岸和田だんじり祭ですが、見どころはどこにあるのでしょうか?

それはやはり「やりまわし」と答える人が多いと思います。
ではこのやりまわしというのはどのようなものなのでしょうか?

岸和田だんじり祭りには山車や屋台が曲がり角で方向転換をするというのが見ものとなっています。

実はこれは岸和田だんじり祭りだけではなく京都の祇園祭や飛騨高山祭でも行われているもので、曲がり角をゆっくり曲がってくるその姿は本当に圧巻されるものばかりです。

ですが岸和田だんじり祭りではこの角をゆっくり慎重に曲がらずに勢いよく走りながら直角に向きを変えて曲がるというのが特徴的です。

見ていると簡単そうに曲がっているように見えますが、重さが約4トンもあるだんじりを勢いよく走らせて曲がっていくというのは容易いものではありません。

お祭りが開催されている期間の間は曳行路を何周も周っていき、その曲がり角ごとに「やりまわし」というものを行います。

このスピードは他のお祭りでは類を見ない速さなのでとても貴重なものとなっています。

前へと曳いていく青年団や、上手に回れるようにする前梃子や、正確に曲がれるように舵を取っていく後梃子や、その後梃子に合図を送っていく大工方が各々でタイミングを合わせて行っていくもので、とても難しいものとなっています。

それでも正確にやりまわしをしているのを見ると本当に圧巻されてしまいます!
地元の繋がりを表現した素晴らしいイベントとなっているのではないでしょうか?

2015年の岸和田だんじり祭の概要について

さてそんな大人気の岸和田だんじり祭ですが、2015年も開催が決定しました。
2015年は9月19日の土曜日と9月20日の日曜日に予定されています。

主な一日の流れについても併せてご紹介いたします。
19日は宵宮として開催されます。

6時〜7時半に曳き出しが行われます。
そして9時半〜11時半には午前曳行が行われます。

その後13時〜17時の間にはパレードや午後曳行が行われます。
そして日が暮れた19時〜22時の間には灯入れ曳行が行われます。

そして20日は本宮として開催されます。
9時〜12時半の間に宮入りが行われます。

13時〜17時の間には午後曳行が行われ、19時〜22時には灯入れ曳行が行われます。

定期的に曳行が行われているので、都合の良い時間帯に見に行っても良いですし、一日かけて全て見てみてもOKです!

また10月にもだんじり祭りが開催される予定となっていますので、9月に行けなかったとしてもまだチャンスはあります!

ぜひ機会がありましたら足を運んでみてください!

まとめ

岸和田だんじり祭は年々多くの人たちが訪れているお祭りです。
とても迫力があって見応えも十分です!

もし見に行くときは安全に楽しめるようにしっかりとマナーを守っていくようにしましょうね!

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