酒粕にはどんな栄養が含まれているの?美容に効果があるって本当?

美容に効果的な食べ物の1つとして、大きな注目を集めているのが酒粕です。そんな酒粕には、一体どんな栄養が含まれているのでしょうか?そして、どの栄養が美容面で効果を発揮してくれるのでしょうか?そんな気になる酒粕が持つ栄養や、美容効果について調べてみました。

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酒粕に含まれる主な栄養

酒粕に、特にたっぷりと含まれる栄養素として挙げられるのが、タンパク質です。それから、炭水化物、アルコール、ビタミンB1・B2・B6、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、食物繊維も豊富です。

これらの栄養素は、それぞれに美容や健康維持の面で役立つことが知られています。特に肌を美しく保つ役割のある成分がたっぷり含まれているのが魅力的ですね。

[important]●タンパク質・・・美肌作りに欠かせない栄養素であり、健康な筋肉と内臓作りにも役立つ。
●ビタミンB1・・・成長促進・消化促進・精神安定
●ビタミンB2・・・細胞の再生を助け、皮膚や爪、髪の健康に効果が期待できる。
●ビタミンB6・・・タンパク質の吸収を助けたり、老化を防止する核酸合成の促進をする。
●葉酸・・・貧血予防や健康な肌作りに効果!
●パントテン酸・・・傷の回復に効果的
●食物繊維・・・腸内環境を良好にするのに役立つ。[/important]

これらの栄養素の働きにより、体を健康に保つことこそが、美容にも効果を発揮するということですね。

酒粕の栄養は優秀!

酒粕は、含まれる栄養素の種類が優秀なだけでなく、その含有量も豊富です。そのため、酒粕の栄養による効果が非常に実感しやすいというのが魅力の1つとなっています。また、酒粕は、近年注目されている発酵食品の1つ。そのため、主に挙げられる栄養素以外にも、魅力的な成分を豊富に含んでいるのです。

例えば、糖尿病予防やガンの予防などにも酒粕が役立つという研究結果が出ており、生活習慣病予防の目的でも大きな注目を集めています。さらには、肥満を予防することができたり、健忘症を予防するのにも役立つということも分かってきているのです。酒粕の栄養は、美容面でも魅力的なものですが、病気予防、健康維持の観点からも見逃せないものなのですね。

また酒粕には、シミやそばかすの原因となるメラニン色素の沈着を防ぐ物質が含まれています。遊離リノール酸と言われるもので、これが大量に含まれる酒粕は、美白効果があると言われています。これら多くの美容と健康への効果を期待して、酒粕を積極的に摂取している人は少なくありません。

酒粕は栄養満点だけど注意も必要!

酒粕には美容・健康面で嬉しい栄養がたっぷり含まれているということが分かりました。ですが、だからといって酒粕は、毎日たくさん摂取すれば良いというものではありません。また、中には酒粕を食べてはいけない人もいるので、注意が必要です。

まず、酒粕はアルコールを含んでいます。そのため、アルコールにアレルギーがある方や、アルコールに弱い方が摂取すると、体調を崩してしまう可能性があります。また、妊娠中や授乳中にも摂取を控えなければなりませんね。

レンジで温める、粕汁などに調理していただく・・・などの方法で、ある程度アルコールを飛ばすことは可能です。ですが、体調に不安がある方、飲酒をしてはならない方は、摂取しないほうが無難ですね。

それから、酒粕はダイエットに良いという話がありますが、実は意外と高カロリーです。だから、酒粕をバクバクと食べれば痩せられる、という考え方は間違っているのです。

酒粕のカロリーは、100gあたり227キロカロリー。ご飯よりも高カロリーです。栄養たっぷりな分、カロリーも高い食べ物であるということを念頭に置いて、上手に摂取したいですね。

まとめ

美容・健康に役立つことで大きな注目を集めている酒粕。ですが、味にクセがあることや、アルコールを含んでいることから、気軽に摂取できるというわけにはいきませんね。

そんな酒粕は、最近ではサプリとしても販売されています。より気軽に酒粕の栄養による美容・健康効果を実感したいのなら、そんなサプリを活用してみるというのも1つの手ですね。

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