桃の節句☆赤ちゃんがいる時にはどんな風にお祝いすれば良い?

桃の節句というのは、3月3日、つまりひな祭りの日のことですね。この桃の節句は、女の子のためのお祭りです。そこで、女の子の赤ちゃんが誕生した時には、赤ちゃんに「初節句」としてお祝しますよね。では、どのような方法でお祝すれば良いのでしょうか?

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桃の節句☆赤ちゃんに対するお祝い

桃の節句を初めて迎える赤ちゃんに対して、まず桃の節句のお祝いに、色々なものが贈られます。代表的なものは雛人形。それから、雛人形と共に飾る市松人形や羽子板などが贈られたりもしますね。

これらのお祝いの品は、祖父母など近しい親類から贈られます。最近では、雛人形を大きく飾る家庭が減っているため、人形などの物を贈るという習慣が減ってきました。初節句にも、現金でお祝いを贈るというところが多いようです。

相場は1万円~3万円程度。表書きは「初節句御祝」や「御祝」とし、蝶結びの封筒を利用します。

このようなお祝いをいただいた場合、祖父母などごく近しい間柄なら、特にお返しをする必要もないと考えて大丈夫です。ですが、ある程度礼儀をわきまえなければならないような間柄なら、いただいた金額の半額程度を内祝いとしてお返ししましょう。物でいただいた場合には、お礼の品として贈り物をしても良いですね。

桃の節句☆赤ちゃんがいる時のパーティー

桃の節句の日には、雛飾りの前でひなちらしを食べたりケーキを食べたりと、パーティーをする家庭も多いでしょう。ですが、赤ちゃんがいると、初節句で主役なのに思うように食べさせてあげられず、残念な感じになってしまいますよね。

赤ちゃんに負担になるのなら、無理にパーティーをする必要はありませんが、できることならせっかくの桃の節句をお祝いしたいものです。

そこで、離乳食をひな祭りカラーにしてみましょう。ひな祭りといえば、菱餅ですよね。菱餅の3色は、白・緑・ピンク。離乳食なら、白はパンやお米で、緑はほうれん草のピューレで、ピンクはイチゴのピューレで作ることができます。

月齢に合わせたいつもの離乳食メニューで、このようなカラーを取り入れて、赤ちゃんにもなんとなく参加してもらいたいですね。

また、ケーキを食べるのが無理なら、離乳食後期~完了期くらいならケーキを作ることも可能です。サンドイッチ用の食パンに、水切りしたヨーグルトを塗って、バナナなどのフルーツをデコレーションし、ケーキを作ってあげましょう。甘さも控えめで、離乳食なのにしっかりケーキ!という見た目を楽しむことができますよ!

料理の問題が解決したら、後は歌を歌ったり、ひな祭りらしい雰囲気を赤ちゃんにも味わってもらうと良いですね。

桃の節句☆お料理の意味

桃の節句をお祝いする際、定番のお料理が登場しますよね。例えば「ひなちらし」。通常のチラシ寿司よりも、少々甘めに味付けされているのが特徴です。これは赤ちゃんを卒業した子供も食べやすいようにという配慮からですね。

この、桃の節句のひなちらしは、見た目が華やかという点と、新鮮で美味しい春の魚介類が出回る季節であるという点から好まれるようになっています。定番はちらし寿司ですが、中には握り寿司や巻き寿司をとって楽しむ家庭もあるようですね。

それから、もう1つの定番といえば、やっぱりはまぐりのお吸い物ですね。はまぐりには、女性の貞節を教えるという意味があります。はまぐりのふたは、他のはまぐりとは絶対に合わないという特徴があります。

そのような点から、桃の節句に、女の子に「自分を大切にするように」というようなことを教える意味で楽しまれるようになったのでしょう。

桃の節句は3月3日にお祝いするのが定番ですが、これらのご馳走は「夜にゆっくりいただきたい」という方もいらっしゃいますよね。

そんな時には、3月2日の夜に宵節句として楽しむ方法もあります。ご馳走を楽しみながら、お酒も適度に飲みながら、楽しいパーティーを満喫しましょう!

まとめ

赤ちゃんにとって初めての桃の節句は、思い出に残る素敵な1日にしたいですね。色々な人から受け取ったお祝いの気持ちも、大切にしたいものです。赤ちゃんも一緒に楽しい雰囲気を味わえるような桃の節句のパーティーを計画してみましょう。写真などに残せば、後々、赤ちゃんが大きくなった時にも温かい気持ちで見せてあげることができますね。

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