喪中☆年末年始の過ごし方で気を付けるべきことは?初詣はOK?

家族や近い親類に不幸があると、その年のお正月は喪中として迎えますよね。年賀状などを控える家庭がほとんどです。

では、そんな喪中の際に、年末年始の過ごし方で気を付けるべきことは他にもあるのでしょうか?例えば初詣には出かけても良いのか、など、気になるポイントが多数ありますね。そこで、そんな喪中の場合の年末年始の過ごし方について調べてみました。

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喪中☆年末年始の過ごし方で食べ物は?

年末年始といえば、ご馳走が多数並びますよね。年越しそばやおせちといった食べ物は、年末年始の定番中の定番です。では、これらの食べ物は、喪中の年末年始の過ごし方では、どうなのでしょうか?

年越しそばやおせちというのは、基本的には新年を迎える、お祝いの気持ちでいただくものですよね。そのため、お祝い事を差し控えるべきと考える喪中には、これらの食べ物を食べない、という考えの家庭が多いようです。

特に関西では、喪中には年越しそばやおせちは食べずに、普段通りの食事をして過ごす、という家庭が多いですね。

年末年始に、通常のかけ蕎麦などをいただく分には、特に問題はありません。お祝いの気持ちがあるのかどうか、というのがポイントになります。

故人をしのぶべき時ですので、お祝いにあたるような食事は控えて、年末年始も通常の食事で静かに過ごすのが1番!ということですね。

ただし、考え方は地域や家庭ごとに多少の違いがあります。故人が賑やかなのを好む人だったから、ワイワイと過ごすのも良い、と考えれば、それも良いのかもしれませんね。

喪中の年末年始の過ごし方☆お歳暮は?

喪中の年末年始の過ごし方で、もう1つ、とっても気になるのがお歳暮。お歳暮は人に贈ったり人から贈られたりするものですから、どうしてもマナーがつきものです。

喪中なのに贈るのはおかしいのか、また喪中の人に対して贈るのはおかしいのか、と気になりますよね。年賀状に関しては、新年をお祝いして贈るものですので、こちらは喪中の間は差し控えることになっています。

ですが、お歳暮に関しては、お世話になった方への感謝の気持ち。これは、喪中ということは関係なく、贈るべきものだと考えられています。お祝いの気持ちが込められた贈り物ではないので、問題なし、ということです。

もちろん、喪中の人にお歳暮を贈ることも、特に問題はありません。喪中の相手であっても、お世話になったことには変わりありませんよね。

お歳暮は、年末年始をお祝いする物、というわけではないので、喪中でも気にせず、感謝の気持ちを伝えましょう!

喪中☆年末年始の過ごし方で正月飾りや初詣は?

喪中の年末年始の過ごし方では、日本古来の風習である正月飾りや初詣といったことは、どうなるのでしょうか?

これも、地域や家庭により考え方に多少の違いがあります。ですが、基本的にはおめでたいお正月を迎えるために行う、正月飾りといったものは、喪中の場合は行わない家庭が多いですね。門松やしめ縄、鏡餅などを飾らず、お正月をただ迎えるだけ、という喪中の過ごし方が基本となっています。

それから初詣に関しても、喪中には行わないことが一般的となっています。中には、喪中の間には神社の敷地に足を踏み入れることすらダメ、という考えのところもあります。

ただし、この喪中の初詣に関する考え方は、地域や神社、お寺によって様々です。喪中の期間、1年間の参拝は避けるべきというところもあれば、50日間の期明けを過ぎれば大丈夫というところもあります。

基本的には、神社には汚れという考えがあるため、喪中の間に足を踏み入れてはいけないなどの考えがあります。これに対してお寺ではそのような考えが無いため、喪中期間中でもお参りすることは可能です。ただし、初詣というお祝いの気持ちを込めた参拝は、やはり避けるのが一般的ですね。

まとめ

喪中の場合の年末年始の過ごし方は、とにかく静かに、故人を偲ぶ想いでいることです。過ごし方に関して、地域や家庭ごとの考え方の差が大きい問題なので、まずは自分たちが住んでいる地域で、風習を確認しておくことが大事ですね。

そして結局は、故人がどのような人間であったか、どうすれば喜んでもらえるかということを考えるのが1番でしょう。賑やかなことが好きで、お祝い事も盛り上げて楽しんでほしいという故人であったなら、お正月のご馳走くらいは、良いとすることもできるかもしれませんね。

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