4kテレビとフルハイビジョンの違いとは?そんなに違う?最新技術。

4Kテレビ

日々、進化していく家電。特にテレビは、薄型になりLEDになり…フルハイビジョンになり、最近は4kテレビが販売されています。次々に発売されていく最新家電。今回は、テレビ…特に4kテレビとフルハイビジョンの違いについてお話していきたいと思います。

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テレビの凄まじい進化

まだ記憶に新しいのではないでしょうか?アナログ放送から地上デジタル放送へ切り替わりました。東日本大震災の影響で一部地域では、まだアナログ放送が視聴できますが2015年3月31日以降は完全に地上デジタル放送へ移行してしまいます。私も放送移行前、液晶テレビにするかプラズマテレビにするのか散々悩みました。そして、当時最新と言われるLEDバックライト搭載の薄型ハイビジョンテレビを購入しました。

その後、3Dやフルハイビジョンテレビが発売されたかと思うと、更に新しい技術を使った4kテレビが発売されました。フルハイビジョンと4kテレビの違いってわかりますか?家電に詳しい方だと分かるかもしれませんが、疎い方にとってはさっぱりですよね。

4kテレビとフルハイビジョンの違いは?

そもそも、テレビはどのようにして映像を映し出すのでしょうか?テレビは、小さな点(ドット)が集まって映像を映し出しています。簡単に言うと、4kテレビとフルハイビジョンテレビが同じ大きさだった場合…小さな点の数(解像度)が違います。

フルハイビジョンの解像度が1920×1080で横の画素数が1920となり約2000です。4kテレビの場合…3840×2160で横の画素数が約4000です。4kの「k」は、1000という意味を表します。つまり、4×1000(k)=4000ということです。フルハイビジョンを言い換えると、2k。2×1000(k)=2000となり、4kテレビの半分の解像度ということです。

解像度というのは、画面が大きくなれば大きくなるほど綺麗に見えます。小さなサイズであれば、4kテレビとフルハイビジョンの違いは分かりにくいですが…60型以上になると差は明確となります。

今、買い替えするべき?メリットとデメリット

違いが分かったでしょうか?でも、現時点で4kテレビの放送について耳にしたことはありますか?テレビの存在は知っているものの、放送については詳しく知らず、調べてみました。

4k放送は試験放送中で、1日に6時間程度放送されています。2015年3月よりCSやケーブルテレビで実用化される予定です。しかし、地上での放送は未定なのです。

では、仮に明日4k放送が始まったとします。テレビの放送を見るにあたって、ただテレビがあれば見られる訳ではないのです。4kの放送を受信するためのチューナーがテレビに入っているか、外付けで購入する必要があります。

あくまで今発売している4k放送用のチューナーは試験放送に対応していますが、本放送になった場合使えるかどうかは定かではありません。

発売当初より、4kテレビの価格は手頃になりました。40型を超えるもので15万円程度~、50型以上でも30万円以下で購入出来るものが増えました。テレビ放送は、まだ試験段階ですが…パソコンのディスプレイとして活用する人やインターネットの動画を見るために使う人もいます。

綺麗な画面で映画鑑賞やゲームをするのも楽しいですよね。でも、実は既に4kを超える8kが2015年…つまり今年発売される予定です。2016年から試験放送が始まり、東京オリンピックが開催される2020年には8kが放送開始の予定となっています。

4kテレビをテレビ以外の方法でも活用する予定の方にはおすすめできますが、テレビを純粋に楽しみたい方の場合はもう少し待ってからでも…と思うのが、私の正直な感想です。3Dテレビも発売当初、人気となりましたが…地上の3D放送もあまりなく、世間に浸透しきれなかった感が否めません。

まとめ

最新の技術は、本当に素晴らしいものばかりです。今から大型のテレビの購入を検討している方であれば、一度店頭で見比べてみてほしいと思います。

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