生ゴミ堆肥の作り方☆簡単かつ手ごろな価格で出来ます。お試しあれ!

毎日家庭で出る生ゴミ、どうしていますか?そのまま捨てている人・・・ぜひ、生ゴミ堆肥づくりにチャレンジしてみませんか?野菜作りはもちろん、お花の肥料になりますよ!今回は、簡単☆生ゴミ堆肥の作り方についてお話していきたいと思います。

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生ごみ堆肥の作り方☆捨てるのは勿体ない!生ゴミは最高の堆肥になります

毎日出る生ゴミ・・・燃えるゴミとして捨てるとしても、かなりの量になりますよね。お庭やベランダで家庭菜園をしている人!ぜひ、生ゴミ堆肥を作ってみませんか!?美味しい野菜作りや綺麗なお花の肥料になりますよ。

生ゴミ処理機などもありますが、何せ値段が高い。自治体から補助金が出る地域もありますが、それでも高い・・・。なかなかすぐに購入は考えられないのが現実ですよね。

生ごみ堆肥の作り方☆機械よりも・・・手作りダンボールコンポストを!

①ダンボール箱(縦30×横45×高さ30センチ)のものを1つ。ダンボール箱が薄い場合は、2つ用意して二重にすると丈夫になります。それ以外には、基材が2種類。どちらも園芸店やホームセンターで購入可能です。

②土壌改良剤のピートモス(20リットル)、くんたん(15リットル)を1袋ずつ。それ以外に必要なものは、③ダンボールの底の強度をあげるための下敷き用の段ボール。

④5センチ幅のガムテープなどの芯を5つ。(木辺などでもOK)

⑤床が汚れないようにするための新聞紙、⑥かき混ぜるためのシャベル。

⑦生ゴミの温度を確認するための温度計、⑧生ゴミを入れる時に重さ確認が必要なためはかりです。

では、材料が揃ったところでダンボールコンポストの作り方です。

ダンボールの底や側面(持ち手)の部分をガムテープでしっかりとふさぎます。容器の箱が出来上がったら、下敷き用のダンボールの中に容器の箱を入れて箱を二重にします

基材のピートモス(15リットル)とくんたん(10リットル)と3対2の割合でダンボールの中に入れて、しっかりとかき混ぜます。

部屋の温度が15~20℃位の場所に新聞紙を敷き、その上にガムテープの芯を5つ並べます。四隅と真ん中に置くと良いでしょう。

足場が出来たところで、ダンボールの箱を置きます。

実は用意はこれだけ!このあと、毎日生ゴミを500g目安に入れてかき混ぜます。

生ゴミを入れるたびに全体をしっかりとかき混ぜ、空気を含ませます。もし、生ゴミを入れない日があったとしても、毎日かき混ぜる必要があります。また、水気が多い場合は水切りを行ったうえで入れましょう。

温度計を中心部にさして、温度変化で微生物が働いているのか確認します。基本的に、ダンボールにはバスタオルなどをかけておきます。(保温や防虫、防臭のため)

生ゴミを入れるときやかき混ぜるときにだけ、タオルをとるようにしましょう。

生ごみ堆肥の作り方で気を付けること

最初は生ゴミを入れてすぐに発酵が始まる訳ではありません。1~2週間の間に生ゴミを入れてかき混ぜると、ダンボール内の温度があがってきます。(30℃くらい)

生ゴミを入れる量や種類で60℃を超えることもあります。バスタオルなどをかけることで温度が保たれ、発酵が進みます。また、生ゴミは出来る限り細かくしておくと発酵分解に時間がかかりません。

しかし、生ゴミは何でも入れてOKということではありません。タンパク質や脂肪性の生ごみは極力避けたほうが良いです。

肉や魚の切れ端、骨や内臓などは発酵するときに強烈なアンモニア臭が発生するため、室内に置くダンボールコンポストには向きません。

野菜の切れ端や皮のみにすれば、発酵臭はほとんどありません。卵の殻や蟹、海老の殻は細かく砕いて入れると堆肥としての効果が更に増すためおすすめです。

生ゴミを入れ始めてもなかなか温度が上がらない場合は、廃油や天かす、米ぬかなどを入れると分解発酵が早まります。しかし、油を入れる場合は200cc以下で!入れすぎると臭いが強くなります。

また冬場の場合、室温が下がり・・・発酵が進まないことも。70℃くらいのお湯をペットボトルに入れて、ダンボールの四隅に置き毛布などをかけておくとダンボールの温度が上がり、発酵が進みます。

生ゴミをかき混ぜずに4~5日そのままにしておくとダニやハエの幼虫が発生することも。その場合は、廃油油や天かす、米ぬかを入れてよくかき混ぜ温度をあげましょう。すると、ダニが発生しにくく・・・幼虫なども温度が高いせいか死んでしまいます。

臭いが気になる場合は、コーヒーかすを少量入れると消臭効果があります。このダンボールコンポスト、だいたい3か月くらいは生ゴミ処理が可能です。

基材のかたまりが多くなって、べたついた状態になったら生ゴミを入れるのをやめて一週間ほどかき混ぜます。そして、土と混ぜて1か月程寝かせて堆肥として使いましょう!

まとめ

ダンボールコンポストは簡単に出来ます。エコなうえに堆肥になるなんて、嬉しいですよね。手ごろな価格で試せますので、ぜひともやってみてください。

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