東京都にある多摩地区はとても自然が豊かな地区とされています。東京の中の区部と伊豆諸島と小笠原諸島を除いた市町村部を指しています。また、東京都の人口の3分の1がこの多摩地区に住んでいるとされており、多くの人たちが行き交う地区でもあるとされています。
そんな多摩地区にも桜の名所と呼ばれる所がいくつかあります。自然豊かな地区だとされていることもあり、どこの桜も本当に見事で美しいものです。
今回は多摩地区の桜の名所をピックアップしてご紹介していきます。ぜひ一度、多摩地区の桜を見に足を運んでみてはいかがでしょうか?
3kmに渡る桜は圧巻!乞田川の桜
多摩ニュータウン通りに沿って流れているのが、この乞田川です。ここの桜の特徴はやはり3kmに渡って500本以上の桜が咲いていることです。毎年見事な桜を咲かせており、歩く人たちの心を癒してくれています。ここの桜を見に足を運ぶ人も多いようです。
毎年ここの桜を見に訪れている人の話によると、天気が良い日にこの桜を見ながら歩くと春をものすごく感じる。ただ桜の木の下で宴をしなくても十分良いお花見になりますという意見がありました。確かに宴をする時間がない人はこういった桜通りを歩くだけでも十分かもしれませんね!ぜひ宴をする時間がないという人はこういった桜通りを歩いてみてはいかがでしょうか?
ここの桜の見頃は3月下旬から4月中旬までとされています。また夜桜も観賞可能で、3月下旬から4月上旬までは提灯が点灯しています。ただ周りは住宅街となっているため静かに観賞するように注意しましょう。また桜まつりも3月下旬と4月上旬の日曜日に開催されており、多くの人で賑わっています。
交通アクセスは京王相模原線・小田急多摩線多摩センター駅から徒歩2分ほどで着きます。また永山駅から徒歩で約10分ほどで着きます。ただ駐車場はないので車で行くことができないので注意してください。駅から近くて比較的立ち寄りやすい場所なので、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
ヤマザクラやソメイヨシノが綺麗!都立桜ヶ丘公園の桜
多摩市にある都立桜ヶ丘公園も桜の名所として有名です。ここは公園内の旧多摩聖蹟記念館の近くやお花見坂の周辺が見どころです。この周辺に咲く桜はヤマザクラやソメイヨシノがとても有名です。毎年見事な桜を咲かせてくれるこの桜ヶ丘公園ですが、ここでお花見をしに立ち寄る人は多いです。
ここで宴をして盛り上がっている光景もよく見受けられます。また、咲いている桜を眺めてゆったりと過ごしている人もいます。様々な楽しみ方ができるこの都立桜ヶ丘公園の魅力だとされています。約300本もある圧巻の桜景色を見にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
ここの桜の見頃は3月下旬から4月中旬にかけてとされています。ただし夜桜の観賞はないので、注意してください。また桜まつりも4月上旬の日曜日に開催されており、多くの人で賑わっています。
交通アクセスは京王線聖蹟桜ヶ丘駅から永山駅行きのバスで記念館前を下車してすぐです。あるいは、桜ヶ丘公園西口で下車しても行くことができます。また駐車場もあり、無料で車を駐車することもできますが、注射できる台数は少ないため、なるべく公共交通機関の利用をした方が安心です。
日中の桜も見事だけれども夜桜も本当に綺麗!塩田耕地堤の桜
多摩地区の中でも西の方にある日の出町にあるのが、この塩田耕地堤の桜です。ここは桜が開花し始めると多くの人で賑わいを見せています。普段の桜もとても美しく魅力的なのですが、夜桜もとても魅力的です。桜並木の開花に合わせて数百個もの提灯の飾りつけと一部の点灯が行われます。
また、その時期に合わせて開催される桜まつりもとても賑わいを見せています。地元の商店街自慢の模擬店が並んだり、ショーなども開催されており、皆が楽しめるようなイベントが盛りだくさんです。ぜひ夜桜を見ながらこういった桜まつりも楽しんでみてはいかがでしょうか?
ここの桜の見頃は3月下旬から4月上旬にかけてです。24時間開放されているので都合が良い時間に立ち寄ることもできます。
交通アクセスとしてはJR福生駅からバスで20分ほどで到着します。また車で行くことも可能です。開花された桜は本当に幻想的で美しいものです。ぜひ一度この美しい桜を見に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
このように多摩地区には桜の名所と呼ばれる所がたくさんあります。今回ご紹介した場所以外にも素敵な場所があります。とても自然が豊かで桜が綺麗なので一度は立ち寄ってみたくなるような場所ばかりです。春ならではの桜景色をぜひ楽しんでみてください!