お盆玉☆相場はいくらくらい?ポチ袋はどこで購入すれば良い?

お正月には子供たちにお年玉を配ったりしますよね。
そんな風習に倣って、最近ではお盆には、お盆に集まった親類の子ども達に向けて、お盆玉と言われるものを配る風習も出てきています。

ですが、まだまだ馴染みが浅いお盆玉。
相場はいくらくらいが適切なのか、またポチ袋はどうすれば良いのかなど、色々と疑問が出てきますね。

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お盆玉の相場とは?

まずはお盆玉をいくら包めば良いのか、この相場についてチェックしておきたいですよね。

お盆玉の相場は、お年玉の相場に準ずると考えると良いでしょう。
各家庭や親類との間の約束事などもありますので、それに合わせて考えましょう。

一般的には、小学生未満なら1,000円程度、小学生なら3,000円程度、中学生なら5,000円程度が相場と言えます。
高校生以上に渡すかどうかは、各家庭の判断にもよりますが、その場合は5,000円〜1万円程度が相場、と考えると良いですね。

何歳の子供までがお盆玉の対象になるのか、また何歳〜何歳までがいくらなのか・・・
この基準は家庭により大きく変わりますので、事前に話し合っておくと安心です。
分かりにくい場合には、お年玉の金額を参考にしてみましょう。

お盆玉☆ポチ袋の購入は?

お盆玉で次に気になるのが、渡す際にポチ袋が必要かどうか、という点ですね。
これまでは、お盆にはお小遣いをあげたとしても、裸の現金で渡していたという方も少なくないかもしれません。
ですが、せっかく「お盆玉」という名称で贈るのなら、お年玉同様、ポチ袋も用意しておいた方が良いでしょう。
必須ではありませんが、その方が雰囲気が盛りあがりますよね。

では、お盆玉のポチ袋はどこに販売されているのか、というのが気になるポイントですね。

実は、このお盆玉を広めるために、一役買っているところがあります。
それは、郵便局です。
郵便局では、趣向を凝らした可愛らしいポチ袋を販売しています。

ポチ袋には、夏ならではのデザインのものもあり、お正月のお年玉とは、また違った雰囲気を楽しめるのも嬉しいポイントです。
郵便局では、大体7月の中旬ごろから、このお盆玉用のポチ袋の販売が行われますので、ぜひチェックしてみましょう。

それから、徐々に広まり始めたお盆玉という習慣に反応して、スーパーなどでもお盆玉用ポチ袋を取り扱うところも登場してきています。 もし見かけたらゲットしておくと良いですね。

お盆玉はいつからの風習?

相場もポチ袋も、まるでお正月のお年玉のような感覚のお盆玉。
では、この風習は一体、いつから始まったものなのかという疑問を抱く方もいらっしゃいますよね。

実は、最近になって広まってきたお盆玉ですが、すでに江戸時代には、その原型となるものがありました。
お盆になると、山形県では奉公人にお小遣いをあげるという風習があったようです。

それから、昭和初期になってくると、徐々に「奉公人に」という形が変化し、「子供にお小遣いをあげる」という風習に変化します。 この風習が変化して、現代のお盆玉になったわけですね。

では、お盆玉はいつから現代のような形になったのかについてですが、実はこれはさらに歴史が新しく、2010年のことになります。 2010年に、山梨県にある紙の文房具などを取り扱う会社、マルアイが「お盆玉」という単語を商標登録し、専用のポチ袋を作りました。 これをきっかけに、お盆玉は郵便局やLoftなどでも広められるようになったというわけです。

ちなみに、郵便局でポチ袋の取り扱いが始まったのは、2014年から。
かなり歴史が浅く、まだまだ新しい風習の1つであることが分かりますね。

まとめ

お盆玉は相場もポチ袋もお年玉と同様の感覚で良さそうですね。
本格的に広まったのが2010年頃からということで、まだまだ馴染みが浅く、迷う部分も多いお盆玉。
ですが、徐々に浸透してきて、可愛らしいポチ袋は郵便局以外でも手に入るようになってきています。
ぜひチェックして、お盆玉の風習を楽しんでみましょう!

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