こたつで寝るのは危険!?身体にはどんな症状が起こるの!?

寒い季節になると、こたつが気持ち良くなりますよね。
温まっていると、ついつい寝入ってしまうという方も多いでしょう。
中には、布団を敷かずにこたつで毎日眠ってしまっているという方もいます。

ですが、実はこのようにこたつで寝ると危険なのです。
では、こたつで寝入ってしまった場合に、身体にはどのような影響が現れるのでしょうか?

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こたつで寝ると危険☆血栓ができる!

こたつで寝ると危険な理由の1つに、血栓ができやすくなるということが挙げられます。
血栓というのは、血液がドロドロになった時に起こりやすくなります。
こたつで寝ていると汗をかきやすくなるため、脱水症状が起こる危険性が高まります。
すると血管の水分も失われてしまうため、血液がドロドロになるのです。

そうして血液の濃度が高まった時に、血栓ができれば、これが脳や心臓を詰まらせ、心筋梗塞・脳梗塞といった命に関わる症状を引き起こす恐れがあります。 体温よりも高温な温度で下半身のみを温めるこたつは、異常な汗をかきやすくしてしまい、その結果、このような状況が起こってしまうのです。

こたつで寝ることが、まさか命までをも危険にさらしてしまうというのは、認識していない方も多いでしょう。
こういった重篤な症状に繋がる可能性もある、ということをしっかり理解し、寝入ってしまわないように充分注意しましょう。

こたつで寝ると危険!低温火傷のリスク

火傷と言えば一般的には、高温のものに触れた際などに起こる症状を考えますよね。
ですが、実は少し触れたくらいではそこまで熱さを感じず、「温かいかな・・・」というくらいの温度でも、長時間同じ部分が触れていると火傷を起こすことがあります。 これは低温火傷と言われるものですね。
カイロや湯たんぽの使用で、このような症状を起こしてしまう方は少なくありません。

こたつで寝ると危険と言われる理由の1つにも、この低温火傷が挙げられます。
普通に入って温まっているだけなら、快適な温度に感じられるこたつですが、長時間同じ場所が温まっていると火傷を起こしてしまうのです。

低温火傷は、場合によっては高温での火傷よりも深部まで影響してしまうことも多く、しかも範囲が広く、なかなか治らないという困った問題があります。 起きている間なら適度に動くこともありますが、寝入ってしまうとそれを忘れ、低温火傷になるリスクも高まりますので要注意です。

接触している部位が44度なら6時間程度で低温火傷が起こりますので、長時間、こたつに入っていることは極力避けましょう。

こたつで寝ると危険☆脱水症状

こたつの内部は非常に温かくなっていますが、この温度は30度以上にもなると言われています。
エアコンで30度以上の温度を設定すれば、かなり暑くなりますよね。
そんな温度を簡単に実現してしまうのが、こたつなのです。

そのため、そんな熱い中で眠ってしまうと、大量の汗をかくことになります。
汗というのはそもそも、身体を冷やすためにかくものですから、これにより体が冷え、風邪をひきやすくなります。

また、こたつは鼻やのどの乾燥を引き起こしやすく、これによりウイルスが侵入しやすくなってしまいます。
その結果、さらに風邪をひきやすくなるということも考えられます。

さらに、こたつの中は狭いため、思うように寝返りが打てません。
その結果、腰など身体に負担がかかり、ぐっすり眠ることができません。
すると疲れが取り切れず、身体の免疫力の低下を招きます。
そのために、風邪をひきやすくなるということも考えられますね。

まとめ

こたつで寝ると危険、と言われる理由には様々な問題があることが分かりました。
中には命に関わる症状を引き起こすリスクもあるので、しっかりと対策しておきたいですね。
こたつは、あくまでも一時的に足元を温めるもの、あるいは家族団らんの時間を楽しむものです。
寝るのは布団に入り、全身をしっかり温めるということを忘れないようにしましょう。

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