毎年11月頃になると、酉の市という話題が出てきますよね。酉の市というのは、例年、酉の日に行われるお祭りのことを言います。酉の祭、大酉祭、お酉様などとも呼ばれますね。
そんな酉の市、毎年楽しみにしていらっしゃる方も多いでしょう。では、酉の市、2014年はいつなのでしょうか?
酉の市 2014☆どんなお祭り?
まず、そもそも酉の市というのはどのようなお祭りなのでしょうか?これは、関東地方に多い鷲神社や酉の寺、大鳥神社など、鳥にちなんだ寺社が毎年行う年中行事です。
最近では徐々に全国区に広がり、大阪の大鳥神社や名古屋の稲園山七寺などでも行われるようになってきました。露天がたくさん出て賑わい、威勢の良い手締め、縁起熊手の販売など、非常に賑わうイベントの1つとなっています。
由来は、お寺と神社で違っています。お寺では、11月の酉の日に日蓮宗の日蓮上人が上総国鷲巣の小早川家に滞在し、国家の平穏を願ったそうです。
この時、金星が明るく輝き、鷲妙見大菩薩が鷲の背に乗って現れたとされています。これをきっかけに、11月に酉の市が開催されるようになりました。
それから、神社では、酉の市は大酉祭の日に立った市が起源となっています。鷲神社の祭神、日本武尊が戦勝祈願を大鷲神社で行ったことにちなみ、この日本武尊が亡くなったとされる11月の酉の日に大酉祭が行われるのです。
酉の市の2014年版がいつ行われるのかという点に関しても、これらの由来が関係しています。
酉の市 2014年はいつ?
酉の市が開催されるのは、十二支の酉の日にちなんだ日です。酉の市は11月の酉の日に開催されます。
では、酉の市、2014年はいつだったのでしょうか?2014年11月の酉の日は、10日と22日となっています。
様々な神社が多くの露天とたくさんの人出で賑わい、今年も大盛況となりました。酉の日というのは、十二支にちなんだものなので、12日に1回巡ってきます。これは、毎年日が変わってきます。
そのために、2014年は10日、それから12日後の22日が酉の市となっていたのですね。平日か休日か、などということはあまり関係が無いので、仕事で行けないという方は少し残念だったかもしれません。
ただ、屋台は夜遅くまで出店していることが多いので、平日の開催でも仕事帰りに賑わいを楽しみに行くことは可能ですね。
酉の市の楽しみ方
酉の市、2014年には行けなかったという方も、来年こそは楽しみましょう!そんな酉の市を楽しむためには、いくつかのポイントがあります。
まず、いつ行くのかというタイミング。酉の市はどこも、多くの人出で賑わい、大変な混雑状況になります。そのため、できるだけ早く訪れ、駐車場等を確保しておいたほうが良いですね。
あるいは、駐車場の心配が無い公共交通機関で訪れることをオススメします。それから、酉の市では、やっぱり露天を楽しむべきです!中には400~500の露天が並ぶという大規模な酉の市もあるので、しっかりチェックしてみましょう。
また、酉の市といえばやっぱり縁起熊手ですよね。縁起熊手を買う際には、できるだけ前年よりも大きいサイズを買うのが基本です。つまり、最初は小さいものを買っておいたほうが良いということですね。
商売がうまくいっている時には、前年と同じ大きさでもOKです。また、購入の際には値切るもの縁起の1つです。チャレンジしてみましょう。
購入した縁起熊手は、できるだけ高い位置に飾ります。神棚があれば、そこに飾ると良いですね。
1年経過すれば、再び酉の市がありますので、その時に返します。お返しして、また一回り大きな縁起熊手を購入する、というのが縁起熊手の決まりです。
まとめ
酉の市は、年末を迎える前にある、一大イベントの1つ。子連れでも楽しめるお祭りなので、ぜひ家族連れで訪れたいですね。
酉の市、2014年はもう終わってしまいましたが、毎年開催されるので、2015年はいつなのか、チェックして来年も楽しみましょう!