暑さの厳しい夏になると、食欲が低下して、暑くてこってりしたものは喉を通らなくなるという方も多いでしょう。
そんな時に救世主となってくれるお料理の1つが、冷や汁です。
ですが、冷や汁に合うおかずとなると、一体どんな献立を立てれば良いのか悩んでしまいますよね。
そこで、そんな冷や汁の場合の献立と、食べ方のコツ、美味しいアレンジ方法などを紹介していきます。
冷や汁に合うおかずは?
まずは冷や汁に合うおかずをチェックしてみましょう。
冷や汁と言うのは元々、宮崎県の郷土料理です。
作り方は色々ありますが、冷たい味噌汁、という感覚で考えるとイメージしやすいかもしれません。
かつお節やすりごまなどと共に味噌を練りまぜ、ここに冷たい水を入れて味噌を溶き、水切りした豆腐や、しそ、ミョウガ、キュウリなどを加えていただくものです。
また、ここにご飯を入れていただく方法もありますね。
ご飯を加えれば、1品だけでもかなりボリュームのあるお料理になり、夏バテの時でもしっかり食欲を満たしてくれます。
ですが、ここで献立として気になるのが、お肉や魚、野菜類が少ないという点ですね。
そこで冷や汁に合うおかずですが、例えば冷やしたトマトを用意したり、焼き魚を添えてみるのも良いですね。
また、より簡単に食事の用意を済ませたいという場合であれば、卵焼きなどを作って献立にしてみるのも良いでしょう。
卵焼きなら少ない材料で簡単にできるので、大変便利です。
それから、カボチャや豆などの煮もの類をおかずにしても良いですし、おひたしなども合います。
冷や汁自体がさっぱりとしているので、あえてチキン南蛮のようなコッテリとしたおかずを合せてみるという方法もありますね。
冷や汁は色々なおかずに合うので、あまり難しく考えずに、気軽に和の献立を立ててみると良いでしょう。
冷や汁の食べ方のコツは?
冷や汁の食べ方としては、できあがったものをすぐにいただくよりも、少し冷蔵庫で冷やした方がさっぱりと美味しくいただけます。 それから、冷や汁単体で食べても美味しいのですが、ここにご飯を加えるのも良い食べ方ですよね。
この時のごはんは白ごはんでも構いませんが、より宮崎の郷土料理に近づけたいなら、麦ごはんを使用するのがおすすめです。
麦ごはんの、いつもと違う風味や食感を楽しんでみましょう。
冷や汁に合わせるごはんは、アツアツでもOKですし、温まってしまうのが嫌なら、冷たいご飯でもかまいません。
お好みのものを合せてください。
冷たいご飯はイヤだし、アツアツで温かくなるのも許せないという場合には、別々に楽しんでももちろんOKです。
また、ご飯が喉を通らないような時には、そうめんや冷やしうどんなどと合わせる食べ方でも美味しくいただけます。
冷や汁のアレンジ方法とは?
冷や汁はさっぱり美味しいお料理ですが、頻繁に作ると飽きてしまいますよね。
そこで、ちょっとした冷や汁のアレンジをすることで、飽きることなく楽しみながらいただいてしまいましょう。
例えば加える具材にツナ缶を使ってみたり、しらすなどを加えても美味しいですね。
本来は鰺などを加えて作るものですが、面倒なら、こういった簡単な魚を加えるアレンジでも、良い出汁が出て美味しくなります。
それからトッピングにも、キュウリ以外にもオクラやトマトなど、様々な夏野菜を加えてみると良いでしょう。
彩りもキレイになりますね。
また、豆板醤を少し加えて、ピリ辛の大人な風味の冷や汁にアレンジしてみるという方法もあります。
それから、少し豪華にしたいなら、冷しゃぶをトッピングしてみるというアレンジも面白いですね。
このように、冷や汁はそのものがシンプルなお料理ですので、作り方のアレンジも自由自在です。
色々なアレンジを楽しみながら、夏の食欲不振を乗り切りましょう!
まとめ
冷や汁に合うおかずは色々あり、意外と献立にも困りません。
食べ方やアレンジ方法などをチェックして、夏ならではのおいしいお料理を存分に満喫してみてください!