祇園祭は2015年も開催決定!日程はいつ?どんなお祭りなのかご紹介!

日本三大祭りとして有名なのが祇園祭です。
京都で毎年盛大に行われるこのお祭りは本当に大人気のイベントとなっています。
また規模もとても大きいもので、約1ヶ月間に渡って開催されているのも特徴的です。

ではこの祇園祭はどのようなお祭りなのか?
そして2015年の祇園祭の日程はいつなのかなどをご紹介していきます。
ぜひ一度はこの大規模なお祭りへ行ってみてください!

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祇園祭の歴史とは?2015年の祇園祭の日程は?

ではこの祇園祭りの始まりというのはどういうものだったのでしょうか?

その歴史は今から1100年程前にまで遡っていきます。

当時は清和天皇の時代でした。その時に京洛には病気が流行していました。
庶民の中からその病によって多数の死者が出てしまったのです。

そしてこれは牛頭天王の祟りなのではないかということになり、その祟りを鎮めるために神様を祀って祇園社を信仰していき、病魔退散を祈願しました。

当時の祇園社は今の八坂神社のことで、この祭神が牛頭天王だったからです。

その祈願の方法というのが、日本全国の国の数に準じ、66本もの鉾を作り、それを神泉苑に贈りました。

これによって悪疫を封じ込む御霊会として行っていったのがのが始まりです。

その後は祇園御霊会と呼ぶようになり、その名前が省略されて祇園会となりました。

当時は病気が流行した時にのみ行われていましたが、円融天皇の時代になった時は、毎年6月14日に行っていくようになりました。

しかし、その後の応仁・文明の乱によって京都は焼かれてしまい、この祇園会を開催することができなくなりました。

しかしその後に町の人たちが力を合わせて再度復活させたのです。
それからどんどん豪華絢爛のものとなっていき、現在の祇園祭へと繋がっていきました。

こう考えていくと、このお祭りは本当に歴史が長く、伝統のあるイベントだということがわかりますね!

そんな祇園祭は2015年も開催することが決定しました。
開催日程は2015年7月1日〜7月31日の1ヶ月間に渡って開催されます。

開催時間は午前9時から始まります。行事によっては多少時間が前後することもあります。
場所は八坂神社を中心に京都市内で大々的に開催していきます。

昨年は100万人もの人がこのお祭りに訪れています。

交通アクセスとしては電車で地下鉄四条駅から徒歩約4分程で到着します。
また駐車場もあって車で来ることも可能ですが、40台程度しか駐車できないので、駐車できない可能性もあります。

またこの1ヶ月に渡って様々な行事もあります。
次はその行事についてご紹介していきたいと思います!

祇園祭ではどのような行事が開催されるのか?

1ヶ月に渡って開催されるこの祇園祭ですが、具体的にどのような行事をしていくのでしょうか?

7月1日〜7月18日の間には打ち合わせであったり、巡行の順番決めが行われます。
そして7月10日には【お迎え提灯】と【神輿洗】が行われます。

お迎え提灯は17時に神輿を迎えるために各種提灯を持って行列をしていきます。
そして20時に神輿洗が行われ、神輿3基の中でも中御座の神輿を担いで四条大橋まで運んでいき、鴨川の水で洗って神輿を清めていきます。

そして7月10日〜7月11日には【前祭 鉾建て】が、7月12日〜7月14日には【前祭 山建て】が行われます。

この日に各町で巡行の山鉾を収蔵庫から出して組み立てていきます。
組み立て方も伝統のある方法で行われており、3日間かけて組み立てていきます。

ここの見どころとしては各町で角度や位置が色々と違うのでその町独自のものを見ることができるのです。

また釘を一本も使っていないというのも特徴の1つだとされています。

そして7月13日には【長刀鉾稚児社参】が行われます。
これは長刀鉾に乗る稚児達が、11時頃に八坂神社へ行き、五位の位をもらうというイベントとなっています。

そして7月14日〜7月16日には【前祭宵山】が行われます。
この時には提灯に灯りが灯されていき、祇園囃子が流れてきます。
町内にはお守りを売る浴衣姿の子供たちの姿があり、童歌を聴くこともできます。

そして7月17日には【山鉾巡行・前祭巡行】が行われます。
これは四条烏丸から出発して、最後は新町御池まで巡行していきます。
これも結構見応えが十分で、元気のある掛け声があり見ていて楽しくなってきます!

またその後に【神幸祭】も開催され、16時頃に氏子町内を巡行していき、四条御旅所まで行きます。

その後は7月17日〜7月21日に【後祭 山鉾建て】が行われ、新たに10基組み立てられます。

そして7月21日〜7月23日に【後祭宵山】が行われ、7月24日には【山鉾巡行・後祭巡行】が行われます。

今度は烏丸御池から四条烏丸まで巡行していきます。

7月24日には【花傘巡行】が行われます。
この時は舞踊や六斎念仏、子供神輿などの総勢1000人もの行列が続きます。
八坂神社を10時頃に出発して1時間40分ほどかけて巡行していきます。

その後は【還幸祭】として最初の3基が17時に御旅所を出て氏子町内を巡行し、22時頃に神社へ帰ってきます。

そして10日の神輿洗と同様に7月28日に再び鴨川で洗い清めて神社へ帰ります。

このように1ヶ月を通して大々的に開催されているので、この時期は本当に多くの人たちで賑わいを見せています。

どれも見応え十分のものとなっていますので、ぜひ立ち寄ってみてください!

祇園祭へ行った人たちの口コミをご紹介!

では実際に祇園祭へ行った人たちの口コミをここでご紹介します。

[note]祇園祭の時は本当に屋台がたくさんあります!7月16日の宵山の日に見に行きましたが、その時は能のような演舞がありました。 宵山の雰囲気や神社の雰囲気が本当に良く、日本らしさを実感しました。
昼に行ったらまた違った景色が見られるのかもしれません[/note]

このように1ヶ月に渡り、様々な演舞や舞が行われています。
日本らしい雰囲気を感じるので、見てみるとやはり見応えがあるという感想を持つ人は多いようです。

[note]今年もこの祇園祭を見に来ました!毎年やはりたくさんの人たちが訪れていて、大きな賑わいを見せています。
ここに繰り出してきた人混みと共に山鉾を見てみると、夏が来たなと実感します。
来年もまたこの情景を楽しみにしておきたいなと思います[/note]

祇園祭を見ると夏を感じるという人も中にはいるようです。
見事な山鉾はやはり夏の風物詩といっても過言ではないかもしれません。

人混みが大変だなと思いながらも毎年見たくなるような光景だなと思う人も多いようです。

祇園祭は本当に多くの人達に感動を与えてくれるものです。

長期間に渡って開催されているものなので、ぜひ時間がありましたら京都へ足を運んでみてください!

まとめ

祇園祭は世界的にも注目されているお祭りとなってきました。

長い歴史から代々続いてきたこのお祭りは、日本らしさが感じられて、多くの人達の心を魅了し続けています。

この素晴らしい光景をぜひ一度は見てみてください!

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