子供が保育園を卒園し、小学校に入学するとなると、親としては感極まるものがありますよね。そんな卒園まで、年長になってから1年間子供の面倒を見てくれた先生には、感謝の気持ちが溢れだしそうになります。
そこで、卒園式の日に、先生に「ありがとう」の気持ちを伝える贈り物をしたいですね。では、そんな贈り物として最適なものは、どのような物なのでしょうか?そこで、卒園する時の先生への贈り物について紹介します。
卒園の「ありがとう」☆花が定番!
卒園時に先生に渡す感謝の気持ちを込めたギフトで、特に人気なのは、やっぱり定番のお花ですよね。花の種類などは、特に決まっておらず、花屋さんに予算の範囲内で作れるアレンジや花束をお願いする方が多いようですね。
アレンジと花束は、どちらでもOKです。それから、花を贈る際には、クラスで1人、代表者を決め、その人が全員から少しずつお金を集金することになります。あらかじめ花屋さんとも相談しながら予算を決めておくと、スムーズに金額を割ることができますね。
花を贈る際、「ありがとう」というメッセージを書いたカードなども添付してもらいましょう。気持ちが伝わる素敵なギフトになります。
花を渡すタイミングは、保育園によっても違うかもしれません。ですがだいたいは、卒園式が終わった後、教室に集合したタイミングで渡すのが良いでしょう。卒園式の最中は、やはり式典なので渡しにくい雰囲気ということがほとんどですね。
それから、花束を渡すのは子供にお願いしてみても良いですね。親が渡すよりも、園児が「ありがとう」の言葉と共に渡すほうが感動が伝わります。
その場合、大きな花を1つ、というよりも、小さい花を園児全員分用意してあげた方が良いでしょう。この方が、不平等が生じず、「なぜあの子が渡す役なの?」なんていうもめ事の原因にもなりません。
卒園の「ありがとう」はアルバムで!
卒園の際に先生に贈る「ありがとう」のギフトで、とってもオススメなのはアルバムです。このアルバムには、園児1人1人の写真やメッセージを貼り付けておきます。
アルバム作りの担当者を数名決め、その人たちで幹事を行いますが、基本は全員で作るアルバムです。アルバム台紙を1枚ずつ、園児に配り、そこにそれぞれの写真を貼り付けてきてもらいましょう。メッセージを書いたり、好きなように飾ったりと、自由にしてもらってください。
このアルバムを、最終的に全て組み合わせると、園児全員の思い出が詰まった素敵な作品に仕上がります。1人1人の園児にお願いすることで、担当者の負担も減りますし、それぞれが納得の写真を出すことができますね。「うちの子がなかなか映っていない」なんてこともありません。
アルバムを作る場合にも、アルバム代などかかった費用は、園児の親全員で割りましょう。アルバムに、ちょっとした花などを添えて贈ると、より素敵なギフトになりますね!
卒園の「ありがとう」は手紙で!
卒園の際、「ありがとう」の気持ちを伝えるのに最適なのが手紙です。手紙だけのギフトでは物足りなく感じられるかもしれないので、花やアルバム、寄せ書きなど、何かのギフトに添えて贈りましょう。
卒園式の後、教室にクラスが集まるタイミングがあったら、そこで手紙を読み上げて披露し、贈るというのも素敵ですね!
「ありがとう」の手紙には、親を代表する人の手紙も良いですし、園児1人1人が書いた手紙というのも素敵です。年長になると、字が書ける子も多くなりますし、絵が上手な子も増えてきます。そんな、園児1人1人が書いた手紙をアルバムに貼り付けて渡しても良いでしょう。
例えば、表面には写真を、裏面には手紙を貼り付けた台紙を1人1人に作ってもらう、という方法。これなら、全員分の手紙もキレイにまとまりますね。
手紙の内容は、基本的には素直な感謝の気持ちを描けばOKです。あまり形式にこだわり過ぎると、小難しい文章になってしまうので、「1年間お世話になりました。ありがとうございます。」という気持ちが伝わる温かい文章にしましょう。
まとめ
卒園は、小さな子供が一気に大人になるように見える、素敵な瞬間です。そんな瞬間まで子供を見守ってくれた先生に、しっかり「ありがとう」を伝えたいですね。
ちょっとしたサプライズな演出なんかも素敵です。一生ものの思い出になる贈り物をして、感動の卒園式にしましょう!