妊娠5か月目に入った最初の戌の日に安産祈願をします。ほとんどの方が妊娠するまで戌の日のことを知りませんよね!?いつ、誰と、どこに行くのがいいのか?私の体験談を含めて今回、詳しくお話していきたいと思います。
なぜ戌の日が安産祈願?腹帯を巻くのはなぜ?
戌の日は、12日に一度あります。なぜ、戌=安産になるのか…それは、戌の出産が関係しています。
[important]戌は一度にたくさんの子を産み、お産が軽いことから戌の出産にあやかって安産になるようにと祈願するのです。[/important]
今は、帯祝いと一緒に行うことが多いです。帯祝いとは、妊婦さんのお腹に腹帯を巻いて安産祈願をする儀式です。
帯祝いの始まりは、1800年程前。神功皇后が戦争に行った際、お腹に赤ちゃん(応神天皇)がいました。その際に、身を守るために石を帯の中に巻き付けていたのが始まりとされています。戦争に行ったにも関わらず、安産だった…ということで安産の神様とされています。
腹帯のことを岩田帯と言います。岩のような丈夫な子を産むという意味からきているようです。
今は腹帯をしない妊婦さんもとても多いです。昔の人は、絶対に巻かないと冷えて逆子になるとか、太りすぎる!という方もいますが気にする必要はありません。しかし、お腹が冷えやすくなりますし、固定することで安定しますのでしないよりはした方がいいです。
夏場の場合、無理にさらしなどを巻いてもかぶれたり、汗疹の原因になったりするので絶対!という訳ではないですよ。
犬の日の安産祈願に行くにはいつ、どこへ行ったらいいの?
今は、病院で戌の日について教えてくれるところが多いです。私が戌の日を知ったのも、産院で教えてもらったからです。
子安神社、水天宮、八幡宮、塩釜神社などの他に子安観音などのお寺でも安産祈願を受付しているところもあります。安産祈願で有名な神社やお寺へ行くのもよし、氏神様(住んでいる場所の神社)へ行くもよし。安産祈願へ行く際、腹帯を持って行き、祈願後に印を押してくれるところもあります。神社によっては、さらしを販売しているところもあります。
昔はさらしを使う方が多かったですが、産後も使えるようにベルトタイプやガードル、コルセットなど様々な種類があります。私は、ベルトタイプを購入して産後も使いましたよ!
どうしても安産祈願で有名な神社の場合、戌の日は妊婦さんが多く冬場の場合は寒さや病気をもらうのではないか…と心配になりますよね。戌の日にこだわることなく自分の体調のいい日に安産祈願に行く妊婦さんがとても多いです。自分一人で行く人や、友人や旦那さん、両親などと一緒に行く人など自由で決まりはありません。
私の場合、一人目と二人目は八幡宮、三人目では恵比須神社へ行きました。一人目の時は戌の日に祈願へ行きましたが、二人目と三人目の時は天候と体調を見て都合のいい日に祈願へ行きました。
[warning]神社によっては、安産祈願をしていないところもあります。行く前に確認すると安心ですね。[/warning]
犬の日の安産祈願に持って行くものと気になる初穂料
安産祈願へ行くとき、どのような格好で行くのか悩みませんか?きっちりと正装する必要はありませんが、あまりラフすぎるのも考え物。ゆったりとしたワンピースなどがおすすめです。
持って行くものですが、必要な人は腹帯を…あとは初穂料が必要です。神社によっては、お気持ちでお包みくださいと金額を明確にしてあるところもあります。だいたい5,000円~10,000円のところがほとんどです。お気持ちで…と言われた場合も、上記の金額を参考に包むと良いでしょう。
自分で祈願に行けるのが一番ですが、体調があまりよくない場合無理は禁物です。代理で安産祈願を受ける事も出来ます。
ほとんどの神社が安産祈願のあとに、お守りをくれます。このお守りですが、無事に出産が済んだ場合神社に返しますよね?お宮参りも同じ神社で行う場合は、その時返しましょう。
しかし、赤ちゃんを連れて遠い神社に行くとなると大変!大半の方は、氏神様へ行く人が多いです。時間が取れるのであれば、後日返しに行く…どうしても無理な場合は、お宮参りの神社で感謝の気持ちをこめてお返ししましょう。
これは、友人や両親などに他の神社で安産祈願のお守りをもらった時も同じです。大事なのは、気持ちに間違いありません。
まとめ
昔からの伝統に意味のない事はありません。体調がいいのであれば、ぜひ祈願へ出かけてみてはいかがでしょう?どうか多くの妊婦さんが、安産祈願をすることで無事に出産出来ますように。