一時期、山ガールなんて言葉が流行りましたが・・・登山はとても魅力的ですよね。ゴールデンウィークのお休みを使って、日帰りまた宿泊での登山を計画している方も多いのではないでしょうか。今回は、登山初心者でもOK!おすすめの山や登山についてのお話をして行きたいと思います。
目次
ゴールデンウィークにやってみたい☆初心者でもやめられない登山の魅力
山登りは、一歩間違えると命を落としかけない危険なものです。特にゴールデンウィーク中では、標高2000mを越える山にはまだたくさんの雪が残っています。
しかし、登山を始めた人は時には命に危険が及ぶと知っていても、山登りを続けます。やはり、大自然に囲まれた山頂から見る景色はお金では得られません。また、新しい人との出会いや登り切った時の達成感は他の物には変えられない価値があるのでしょう。
ゴールデンウィークの登山をするときに必要な物
登山に必要な物、ちゃんと持っていますか?レンタルショップもたくさんあるので、全て購入する必要はありません。どうしても始めたばかりで続けられるか不安・・・と思うのが当たり前。しかし、どうしても揃えておくべきものもあります。登山するにあたって絶対に必要な物をまずご紹介します。
登山靴(トレッキングシューズ)・・・どうしても運動靴では滑りやすく、登山には向いていません。ゴム底が厚いもの、また防水性のあるものがおすすめ。また、購入したばかりの物の場合は必ず履きならしてから登山に挑みましょう!
レインウェア(上下別のもの)・・・山の上は天気が変わりやすく、急に雨になることも。防寒着としても使えるので天候に関わらず必要です。また、一般的なレインコートでなく・・・登山用を購入しましょう。
通常のレインコートは汗をかくと蒸れやすいですが、登山用の場合は防水透湿性に優れており、蒸れにくくなっています。
パック(ザック)・・・宿泊を含む登山になる場合は、どうしても荷物が増えてしまいます。必要な荷物がしっかりと入るサイズの用意をしましょう。歩くときに両手を自由に使えるサイズがベストです。
パックカバー・・・雨天時、パックの中身が濡れないように被せるカバーです、必ずパックにあったサイズを使用しないと、風に飛ばされて紛失してしまうことも。レインウェアと同じく、天候に関わらず必要です。
次に、登山するにあたって必要なものです。
アンダーウェア・・・速乾性があり、暖かいものを選びましょう。天然繊維(コットン)などは肌触りがいいですが、汗などで濡れてしまうと体の体温を奪ってしまうためNGです。
手袋・・・気候にあわせて日よけや防寒対策に必要です。
帽子・・・気候にあわせて日よけや防寒対策に必要です。風強い場合、帽子が飛ばされてしまうことがあります。ハットクリップがあると、便利ですよ。
防寒着・・・ダウンや厚手のフリースなど保温性の高いものが必要です。天気が晴れていても、立ち止まると思いのほか寒いです。
ゴミ袋・・・自分の出したごみは自分で処分が鉄則。
水筒・・・初心者用の場合、1~2Lの水分が必要となります。(個人差があります)お茶やスポーツドリンク、水などを用意しましょう。登山中も小まめに水分を摂ると、体が疲れにくくなります。
ヘッドランプ・・・夜間、移動や宿泊がある場合はヘッドランプも必要となります。頭に装着し、両手を自由に使えるタイプにしましょう。事前に点灯するかの確認も大事ですが、予備の電池や電球も万が一に備えて準備しておきましょう。
保険証のコピー・・・万が一、事故に遭った時に備えてコピーを用意しておきましょう。
地図・コンパス・・・登山中、自分がどこを歩いているのか把握するために必要となります。
救急袋・・・常備薬や絆創膏など怪我に対処できるセットが必要です。袋は防水のもの、ジップロックなどの密封袋を利用する人が多いです。
ゴールデンウィークの登山で初心者向けの日帰りで行ける山!
それでは、初心者にもおすすめの山をご紹介します。どちらも日帰りで、そして歩行時間約3時間となっています。
伊吹山(いぶきざん):滋賀県・岐阜県
標高1377m、登山ルートが5つ程あります。表登山道を通る人が多いです。初心者向けの山です。
GWあたりだと、例年最低気温は0度と寒いです。登山中は、Tシャツにパーカーや薄めのジャケットで十分です。しかし、休憩中は冷えるのでダウンやフリースは必要になります。汗っかきの人は、着替えを持って行くとよいでしょう。
金時山(きんときざん):神奈川県
標高は1213m、箱根登山の中では人気の山です。登山ツアーもあるので、一人で登るのは不安・・・という方も安心して登山できます。ゴールデンウィークの頃には、ツツジやヤマボウシ、ハコネバラ、ヒメシャラなどの植物に出会えます。天気がよければ、山頂から富士山を眺めることも出来ます。
まとめ
登山に無理は禁物です。まずは自分で無理なく登れる山に挑戦しましょう。そして初心を忘れずに、もっともっと高い山に登りたいですね。