酒粕※美容と健康に効果的だっていうけどどんなレシピに使える?

日本酒を作り出す過程で生まれる副産物である酒粕。そんな酒粕には、たっぷりの栄養が含まれており、美容や健康に大いに役立つことが知られています。

ですが、役立つことは分かっても、「どんなレシピで食べれば良いの?」と疑問を抱く人は少なくないでしょう。そこで、そんな酒粕を使った簡単レシピを紹介します。

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酒粕のレシピ☆パンに入れてみよう!

手作りパンというのは、添加物不使用で安心して食べることができますよね。また、中に入れる材料の工夫で好きな味に仕上げられるのも魅力の1つです。そんなパンに、酒粕を混ぜ込むことで風味豊かに仕上げてみましょう。

[note]●材料(4個分)
・強力粉・・・75g
・中力粉・・・25g
・全粒粉・・・25g
・砂糖・・・12g
・塩・・・2g
・30度程度のぬるま湯・・・55g
・ドライイースト・・・2g
・オリーブオイル・・・10g
・A.酒粕・・・30g
・A.豆乳・・・30g[/note]

●作り方
①Aを混ぜて酒粕をよく馴染ませておきます。
②ボウルに「オリーブオイル以外」の材料を全て入れ、混ぜ合わせます。
③まとまりが出てきてから、オリーブオイルを加えて混ぜます。
④ボウルの中で押しつけたり叩き落とすようにしながら、こねていきます。
⑤10分ほどこねたら、表面を丸く整え、濡れ布巾をかけて、さらにラップをして30分ほど置きます。
⑥室温で30分ほど置いた後には、冷蔵庫で1晩寝かせます。
⑦空気を抜いて4等分して成形し、15分ほど寝かせます。
この間に190度にオーブンを熱します。
⑧オーブンシートを敷いた鉄板に並べたパン生地を、190度で20分ほど焼けば出来上がりです。

酒粕を使ったレシピですが、酒粕独特の風味やアルコールもそれほど気にならず、美味しくいただくことができますよ!

酒粕を汁物にするレシピ!

酒粕レシピの中でも特に定番なものといえば、やっぱり粕汁ですよね。そんな粕汁は、基本的には味噌汁を作る過程で、味噌の前に酒粕を溶き込むことでできる簡単レシピです。

最後に味噌を溶き込んでさっとひと煮立ち。加える野菜類も、大根やニンジン、キノコなど、お好みのものでOKです。味噌汁に酒粕を加えることで、栄養価も風味も格段にアップします。またそれだけでなく、酒粕を加えると体が芯から温まる美味しい味噌汁が出来上がるという利点もあります。

実は酒粕を使った汁物レシピ、和風の味噌汁だけではありません。酒粕は、洋風のスープレシピにも活用できてしまいます。

作り方は、タマネギなどの野菜をバターで炒め、ここにコンソメスープを加えて煮込みます。野菜が柔らかくなったら酒粕を溶き込み、最後に豆乳を加えてひと煮立ち。たったこれだけで、洋風の美味しいスープができてしまいます。さらに濃厚なコクが欲しい場合には、粉チーズなどを振ってみても良いですね。

酒粕を気軽に摂取できるドリンクレシピ

酒粕は意外と様々なお料理に使える便利な食材です。ですが、やっぱり気軽に摂取したいのなら、ドリンクとして飲むのが1番ですよね。そんな酒粕を気軽に摂取できるドリンクの1つが、甘酒です。これは定番中の定番レシピですね。

[note]●材料(1人分)
・酒粕・・・50g
・砂糖・・・約25g
・水・・・200㏄[/note]

●作り方
①酒粕を手でちぎり、水と一緒にミキサーにかける。
②①に砂糖を加えて、さらにミキサーで撹拌。
③②を鍋に入れ、ひと煮立ちさせれば出来上がり!

とっても簡単ですよね。

板粕の場合には、しばらくお湯に浸けてふやかす必要があります。簡単さを求めるなら練り粕がオススメです。お好みで生姜のすりおろしなどを加えると、より温まる美味しい甘酒になりますね。

それから、酒粕を洋風ドリンクにアレンジするという方法もアリです!溶かすのは水ではなく、温めた牛乳や豆乳。これにスキムミルクを加えると、より濃厚な味わいが楽しめます。甘味をプラスする際には、砂糖や蜂蜜を、味見をしながら加えてみるといいでしょう。

まとめ

酒粕を日常のレシピに取り入れるのは難しい・・・と思われがちですが、意外と色々なレシピに活用することができてしまいます。レシピに活用していくうちに、ますます酒粕の魅力の虜になってしまうかもしれませんね!

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