年末が近づくと皆が準備し始めるのが年賀状ですね!最近ではメールで済ませるという人も増えてきていますが、葉書で出している人もまだまだたくさんいます。ましてや、上司など職場関係の人に年賀状を出す時はほとんどが葉書なのではないでしょうか?
そこで今回は意外と知らない年賀状のマナーや書き方についてご紹介していきたいと思います。もう知ってるよ!という方もぜひ1度チェックしてみてください。
年賀状の書き方にもマナーはあります!
ではまず最初に年賀状の書き方のマナーについてご紹介いたします。原則、はがきの裏面を見て縦書きか横書きかを判断します。相手先の住所は省略しないで都道府県からマンション名まで記載します。また名前の漢字も間違えないように配慮しましょう。
そして裏面では主に5つのことを書きます。まずは新年を祝う言葉です。「あけましておめでとう」というような言葉は欠かせませんね!次に昨年はお世話になりましたというような、お世話になったことへのお礼の言葉も書きます。
次に相手に対しての健康や繁栄を願う言葉で、次に今後もよろしくお願いいたしますというような言葉で、次に年号と日付です。これらのことを書くと丁寧な年賀状となります。会社の目上の方に送る場合はこういった形式で書くと良いでしょう。
また敬称も確認しましょう。個人に送る場合は「様」で大丈夫ですが、会社や部署に送る場合「御中」にしなくてはなりません。この点は注意してください!
また避ける言葉もいくつかあります。まずは忌み言葉です。別れや離れるといった不吉なものを連想させる言葉は基本的に避けます。
特にありがちなのは、「去年は大変お世話になりました」という文です。去は去るという言葉を連想させるのであまりよくない言葉です。昨年という言葉にすると良いでしょう。
また基本的には句読点は使用しないようにします。文章が長くなりそうなら改行するようにしましょう。このように年賀状の書き方にもマナーはあります。今1度確認して、失礼のない年賀状を送るようにしましょう!
年賀状を連名で出す場合は?夫婦や会社で出す場合の書き方とは?
年賀状を書く上で夫婦や家族に出すことや、会社でお世話になった複数の方へ年賀状を出すこともあると思います。ではここで連名で出す場合の書き方をご紹介いたします。
まずは家族や夫婦に対して連名で出す場合です。子供がいるご家庭でも一般的に世帯主と奥さんの連名で書くことが多いです。夫婦の連名で書く場合は、世帯主の名前を一番右に書き、その左横に奥さんの名前を書きます。苗字は世帯主のみに書いて、後は省略します。また敬称は全員につけましょう!また、子供に何度か会ったことがあって面識があるなら子供の名前も加えると良いです。
では次に会社に向けて連名で書く場合です。例えばお世話になっている担当者が複数いる場合もよくあります。実は基本的には会社関係では連名は使われません。その理由は年賀状は個人がそれぞれ管理するものなので、住所も違う人を連盟にするのは逆に混乱させてしまうからです。
仕事関係に年賀状を出すときは通常連名を使いません。なのでそれぞれに年賀状を出すようにした方が無難でしょう。どうしても1枚で済ませたいのならば、部署宛に出すのが良いです。その際は敬称は御中になるので注意してくださいね!
このように連名もそれぞれ書き方やルールがあります。相手に失礼にならないように、書き方はしっかりと把握しておきましょう!
年賀状に対する疑問について
さて、色々なマナーがある年賀状ですがらやはり様々な疑問も出てくると思います。そこで今回は実際に出た疑問についてご紹介いたします。
喪中はがきを出している場合は基本的に年賀状も寒中見舞いも出さなくて大丈夫です。相手の方もうっかりしてしまったか、もしくは送った後に喪中だったと気付くこともあります。なのでお返事は特にしなくて大丈夫です。
忙しいと年賀状は二の次になってしまいがちですよね!気が付いたら年賀状の時期が終わってしまったということもあると思います。
その場合は年賀状ではなく寒中見舞いとして出しましょう。遅れるのは仕方ないことですが、出してくれた方に送らないのも失礼にあたるので気をつけましょう!
実際いつまでに出せば良いのかというのは曖昧です。同じ郵便局内のやりとりなら29日頃に出しても間に合います。
ですが遠方のやりとりとなると25日までというのが期限のようです。なので25日までには年賀状を出せるように早めに準備しておきましょう。
まとめ
このように年賀状には様々なマナーや書き方があります。新年の挨拶なので相手に不快な思いをさせないように配慮することが大事です。ぜひこれらのことを確認して正しく年賀状を書いていきましょう!