お正月には、たくさんのお餅をつくという家庭もありますよね。また、家庭でお餅をつかなくても、たくさんの小分けパックになった餅が入った鏡餅を購入したり、誰かから餅をいただいたり・・・お餅が家に溢れかえった状態になるという家庭は少なくないでしょう。
ですが、餅というのは料理に利用しにくく、お雑煮やぜんざいで食べても、最終的には飽きてしまったりするものです。では、そんな餅はどのようなレシピにすれば、最後まで飽きずに楽しめるのでしょうか?
餅のレシピ☆ご飯に混ぜておこわ風
餅のレシピというと、醤油餅やきなこ餅、あんこ餅・・・考えてみると、そのほとんどがおやつ系のレシピですよね。これが、餅に飽きて消費しきれなくなる原因の1つでもあります。そんな餅の飽きを解消するためには、食事として餅を活用するのが1番です。
そこでオススメなのが、簡単にできてしまうおこわ。これは、炊飯器でご飯を炊く際に、餅を加えて一緒に炊き、炊き上がりに混ぜ込むという大胆なレシピです。
分量はお米3合に対して餅2個程度。あとは、お好みでキノコやニンジン等の具材を加え、だしや醤油、みりんで味付けして炊飯します。水加減もふつうでOKです!
おこわというと、大変手間暇のかかる、家庭では難しいレシピに思えますよね。ですが、この餅を混ぜ込むという方法なら、とっても簡単にできてしまいます。
しかも、混ぜ込まれた餅は姿を消しますので、「餅を見るのもイヤになる」というくらい飽きてしまっている人でも安心ですね!
餅を巾着にすればレシピ倍増!
ただの餅単体だと、どうしても考えられるレシピが限られています。そんな時には、餅を開いた薄あげの中に入れて、餅巾着を作ってみましょう。
薄あげを縦半分に切り、菜箸を転がして剥がれやすくしてから、丁寧に袋状に剥がします。その袋の中に、餅を入れて口を閉じればOKです。
口を閉じる際には、爪楊枝を利用しても良いですし、かんぴょうで結んでみても良いですね。薄あげが破れてしまうと、そこから餅がはみ出してくるので注意しましょう。
このようにして餅巾着を作れば、餅をおでんに入れたり鍋料理に入れたりと、一気に活用幅が広がります。料理レシピとして活用しやすくなるのが嬉しいですね!
シンプルに、餅巾着に野菜のあんをかけていただくという方法もあります。ただの餅だった時には、とろけるし伸びるしくっつくしで、料理には活用しにくかった餅。それが、薄あげに入れて餅巾着に姿を変えるだけで、色々な料理にアレンジできるようになるのです。
餅をお粥に入れるレシピも!
よりシンプルに餅を楽しみたいのなら、お粥に餅を投入してみるというレシピもあります。お粥と餅、というと一見合わなそうなイメージですが、これが意外と好相性です。美味しくてクセになり、しかもほっとする味わいを楽しめます。
作り方はいたって簡単で、炊いたお粥に、食べたい量の餅を投入すれば良いだけ。餅は意外と、米の風味と好相性なんですね。餅がとろけてしまう前に、固形の状態でいただきましょう!
それから、餅をお粥に投入するレシピを実践する際には、もう1つ良い方法があります。それは、お粥をお茶で炊くという方法です。茶がゆと言われるもので、水だけで炊く白い粥よりも風味が格段にアップします。
茶がゆと餅の相性は抜群!これならいくらでもいけてしまいますね!炊く際に入れるお茶は麦茶でも良いですし、番茶やはぶ茶など、お好みの風味のものをセレクトしましょう。餅をうどんに入れる「力うどん」というレシピがあるように、餅は炭水化物と相性抜群なのですね。
まとめ
餅は、クセの無い食品なので、意外と色々なレシピに活用できてしまいます。ただの餅としての食べ方に飽きてしまったのなら、様々なアレンジレシピにチャレンジして、せっかくのお餅を最後まで満喫しましょう!
餅を料理に活用すれば、ボリューム満点の料理になりますね。居酒屋メニューなんかにも大活躍するので、お酒を飲む方は、意外と餅を活用できますよ!