栄養満点なえのきをペースト状にして凍らせて作られるえのき氷。ダイエットに効果的な食べ物として注目を集めていますよね。そんなえのき氷、実はダイエット以外にもアレルギーや便通の改善にも効果があると言われているのです。
では、えのき氷に期待できるこれらの効果は本当なのでしょうか?そこで、そんなえのき氷がもたらす効果について調べてみました。
えのき氷はアレルギー対策に効果的!
現代っ子の多くはアレルギーに悩まされていますよね。アレルギーは原因が不明で、完全な治療法というものはありません。ですが免疫が関係しており、免疫力を高めることで症状を改善できる可能性があるのではないかということが言われています。
そんな免疫に、特に関係している器官と言えば腸です。人の免疫機能の多くは腸に存在していると言われ、この腸内環境を整えることが、アレルギーの改善に役立つということも分かってきています。そこで役立ってくれるのが、食物繊維をたっぷり含むえのきから作られたえのき氷なのですね。
えのきそのままの状態だとたっぷり食べるのは難しいですし、子供によっては好き嫌いもあります。これをえのき氷という形にすることで、子供でも食べやすくなりますし、味も気になりにくくなりますね。
えのき氷で便通スッキリ!
えのきには、難溶性と言われる分解されにくい食物繊維がたっぷりと含まれています。そのため、しっかり便秘の解消に役立ってくれるということが分かっています。
えのき自体を大量に食べるのは難しく、作ることができる料理というのも限られていますよね。これをペースト状にして凍らせることで、たくさんのえのきから食物繊維をしっかり摂取できるようになります。
さらに、えのき氷になるとこで料理に使用できる幅もぐんと広がるのです。例えば味噌汁にキューブを1つ加えるだけでも、便通対策に役立てることができます。
頑固な便秘を改善するためには、毎日継続して健康習慣を行っていくことが大切です。毎日のお味噌汁にキューブ1つを放り込むだけでできる便通対策なら、継続しやすく、腸内環境を根本から立て直すことが可能となりますね。
えのき氷の効果はアレルギーや便通だけじゃない!
えのき氷は、えのきと同じ栄養素が含まれ、食物繊維によりアレルギーや便通に働きかけるだけのもの、というわけではありません。実はえのきそのものを食べるよりも、ペースト状にして凍らせたえのき氷の方が、多くの健康効果を実感しやすいのです。
その中の代表的なものとして挙げられるのが、糖尿病の予防効果です。えのきには内臓脂肪に働きかけてくれるキノコキトサンという成分が豊富に含まれています。ですが、このキノコキトサンは細胞の内部にあるため、えのきそのものを食べてもイマイチ効果が実感できないのです。
えのき氷を作る際には、ミキサーにかけてえのきの細胞壁を破壊するため、このキノコキトサンを効率的に摂取できるようになります。この効果により、糖尿病などの様々な生活習慣病を予防することができると言われています。
さらに、えのき氷は水分を含んで腸壁をコーティングする性質があります。コーティングされた腸壁からは脂肪が吸収されにくくなり、スッキリ排泄されます。
つまりえのき氷がもたらすのは、単に便通を良くするというだけでなく、脂肪そのものを排泄してくれるという嬉しい効果なのですね。こうして腸内環境を整え、結果的にアレルギーの改善にも効果が期待できるということが言われているのです。
まとめ
えのき氷は、一見地味な食べ物ですね。作り方も意外と簡単で、自宅でも気軽に作ることができます。そんな気軽で地味な印象のえのき氷がもたらす効果は様々です。アレルギーや便通の改善、糖尿病予防など、多くの現代人が悩まされる悩みに、嬉しい効果を発揮してくれるのです。
えのき氷で気軽な健康習慣を始めてみましょう!お金もかけずに気軽にできる方法なので、継続しやすいというのも嬉しいですね。