春と言えば行楽の季節。保育園や小学校でも、子供たちで歩いて遠足に行く、というところが多いですよね。
そんな春の遠足の際に必要なものといえば、お弁当です。ですが、普段お弁当を作らない方の場合、保育園の子どもに持たせるお弁当って、どんな感じにすれば良いのか分かりにくいですよね。そこで、そんな保育園の子供向に作るお弁当の注意点やコツを紹介します。
遠足のお弁当☆保育園児の食器
遠足のお弁当を保育園児に持たせる際、まず気になるのがお弁当箱ですね。大きさとしては、園児向けに販売されている、キャラクターなどが描かれたお弁当箱、1段のタイプでちょうど良いでしょう。大人のサイズの2/3程度の大きさですね。あまりに大きいお弁当箱を使うと、中身がスカスカになって崩れてしまいやすくなります。
だからといって無理に詰め込むと、多すぎて食べきれなくなります。子供の食べられる量を入れてあげるということが大切です。
中にはよく食べる子もいますよね。1段の園児用お弁当箱では足りないと感じる時には、小さなタッパーに、サラダやフルーツなどを入れてボリュームアップしてあげましょう。2段にすると多くなりすぎるので、小型のタッパーを併用するだけで十分です。
それから、食べる道具は選べるように、箸とスプーン、フォークをセットにして持たせてあげると良いですね。お弁当箱を包むものは、結んで使うタイプでは園児には外すのが難しいです。ひっくり返す原因にもなりますので、巾着型などのものを利用しましょう。
遠足のお弁当☆衛生面にも配慮!
まだまだ体の抵抗力が弱い保育園児。ですから、お弁当が原因で食中毒なんかを起こしたら大変ですよね。特に春の遠足では、気温が上がって危険性も増すので、しっかり衛生面に配慮しましょう。
まず調理の際には手をよく洗ってから。入れる食材は、全て火を通します。ちくわやハムもいったん火を通したほうが安心です。キャベツやきゅうりなども、さっとゆでてから入れると良いですね。それから、汁気は傷む原因になります。煮物も、汁気をよく切って入れましょう。
保育園の子どもに持たせるお弁当というとキャラ弁が人気ですね。ですがキャラクターを作る際には、必要以上にご飯や海苔に触れてしまうことになります。海苔パンチやピンセットなどを使用して、あまりべたべたと触らないようにしましょう。完成したら十分に冷まし、抗菌シートを乗せてふたをし、保冷剤と共に袋に入れれば安心ですね。
遠足のお弁当☆保育園の子ども向けおかず
遠足に持っていくお弁当は、もちろんおかずにもこだわりたいものです。子供が食べるのですから、子供が喜ぶようなおかずを厳選したいですよね。
定番と言えば、ミートボール、ウインナー、卵焼き。だけど、これだけだとタンパク質ばかりになり、栄養が偏りますね。
そこで、サラダやプチトマト、ブロッコリーなどの野菜類もプラスします。デザートにみかんやリンゴ、バナナなどを入れれば、さらに栄養バランスが整いやすくなりますね。
野菜を入れると食べてくれないという場合には、ハンバーグを作り、野菜を混ぜ込んでしまいましょう。あるいは、おにぎりをケチャップライスにするというのも1つの方法です。
野菜をみじん切りにしたものを加えてケチャップライスを作り、切った薄焼き卵で巻いてオムライスおにぎりにしてしまいます。
たった1回のお弁当ではありますが、やっぱり栄養バランスというのも考えて作ってあげたいですね。また、食べやすさにも配慮して、硬すぎないもの、掴みやすいものを選んで入れてあげましょう。
まとめ
保育園の遠足といえば、お弁当は子供たちにとって主役級の大切なものです。安全・安心にこだわって作ってあげたいですね。
それから、道具選びにもこだわりが必要。子供の成長具合を考えながら、どんな道具を持たせるべきか、どの大きさが最適か、考えていきましょう。
普段の食べる量を考慮しながら選ぶことができるのは、毎日食事のお世話をしているママだからこそですね。