花見といえば、おいしい弁当を持って出かけ、キレイな桜の花の下で食べるのが定番ですよね。では、そんな花見の弁当、いったいどのようなものを用意すれば良いのでしょうか?
既にできてある弁当を購入する場合にも、自分で作って持参する場合にも、やっぱり花見らしさを感じられる素敵なものにしたいですよね。そこで、花見の定番と言える弁当の種類やおかずを紹介します。
花見の定番☆豪華な松花堂弁当!
普段の食事とは違うゴージャス感を味わいたい時、花見の弁当として定番なのが、松花堂弁当です。会社の花見など、大勢で出かける時にも重宝する弁当ですね。
松花堂弁当というのは、十字の仕切りの中に、煮物、焼き物、刺身、ご飯などを配置したものです。見た目も非常に高級感があり、特別な食事、という感覚で楽しめます。懐石料理の流れを汲んだ形の弁当なので、花見という、日本の風情を感じるイベントにもピッタリですね。
もちろん、花見の日に和食のお店や懐石料理店で定番の松花堂弁当を予約しておき、これを持参するのも良いでしょう。ですが、例えば家族での花見で、それでも高級感を出したいというのであれば、手づくりすることも不可能ではありません。
弁当用の入れ物を購入すれば、あとは市販の刺身と、炊き合わせや焼き魚、出し巻、天ぷらなどを見栄えよく詰めればできます。節約しながら高級感を味わえる素敵なお弁当に仕上がりますね。容器も持ち帰ってキレイに洗えば、毎年利用することも可能です。
花見の弁当☆ご飯の定番は?
弁当というのはおかずも大切ですが、やっぱりご飯は主役級に重要です。花見に持参する弁当で、ご飯の定番は、やっぱりおにぎり。花見らしさを演出したおにぎりが良いですね。
例えば「ゆかりご飯」や「ワカメご飯」などを利用して握ったおにぎりは、彩りがキレイで、春らしさを感じられるものに仕上がります。たかがおにぎり1つでも、弁当の見た目が大きく変わるので、こだわりたいところです。
また、定番ではないけれどこだわり派にオススメなのは、桜を使ったおにぎりです。おにぎりを握る際、表面に桜の塩漬けを1つ乗せて、ラップでぎゅっと握ります。この桜が上に来るように並べれば、一気に花見らしさが増しますね。
それから、飾り巻きずしという手もあります。中が花の絵柄になるように巻いていく方法です。初心者向けの飾り巻きずしなので、意外と簡単にできます。
花見の弁当☆定番のおかず
花見の弁当で定番のおかずといえば、やっぱり卵焼きですね!卵焼きは1つ入れるだけで、お弁当の見た目が一気に華やかになります。そんな卵焼き、花見らしさを出したいなら、出し巻にしてちょっとこだわりの味にしてみるというのも素敵です。
それから、子供がいる家庭の定番といえば、ハンバーグです!ハンバーグは、肉団子にして可愛いピックで刺すと、彩りがキレイになります。行楽弁当らしさが出ますね。
また、煮物を入れたいのなら、春の旬の野菜であるタケノコを入れると素敵ですよね。木の芽も春らしさが出るので、タケノコを木の芽で和えて加えても素敵です。
サラダの定番といえばポテトサラダですよね。このポテトサラダにも、一工夫すると花見らしさがアップします。ポテトサラダを3つに分けて、1つには明太子、1つには青のりを混ぜて色を付けます。1つはそのままです。これらを小さく丸めて、櫛で刺して3色団子風にします。花見にピッタリのおかずに大変身しますね!
それから、春らしい魚といえば鰆。これを西京焼きにして、お弁当のおかずにしても素敵です。西京焼きは、前日から下味をつけておけば、朝は焼くだけで完成するので、とっても簡単ですよ!
まとめ
花見の弁当は、購入するのであっても自作するのであっても、どこか春らしさを感じられるものにしたいですよね。定番のおにぎりやおかずでも、ちょっとした一工夫で一気に春の顔になったりします。これが料理の面白さですね。イロイロな工夫を凝らして、見た目にも鮮やかで素敵な花見弁当を持って、お花見を楽しみましょう!